先日の閣僚会議で、農業生産の安定化、麦・ジャガイモ・主要野菜需要の国産野菜による充足、品質改善、土壌の栄養保護を目的とする「農業生産安定化」短期計画が可決された。この計画の実施には1,000億トゥグルグの融資が必要となっている。その融資元の開発銀行が農業事業を展開する個人や企業に対して2年間にわたって融資を行うことが決まった。
2016年には、全国で約1200の個人や企業が322,900ヘクタールの耕地で作物、うち301,500へクタールの耕地で小麦を栽培することが決まっており、収穫は386,300トンと計画されている。
2015年の旱魃の故、農業事業者は収穫を完全に取れていない状態で、2016年の栽培に必要な資金不足に落ちている。
融資された資金は、作付け、休閑、収穫に必要とされる燃料の確保、飼料の供給、土壌の栄養分改善、機械・設備の修理に充てられる。
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