今日、モンゴル国鉱業省と国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構との相互理解覚書の下、エルデネス・モンゴル社と新潟エンジニアリング社の間で業務提携契約が締結された。
この契約は乾式選炭試験工場建設プロジェクトの実施に関する契約である。契約書名式には、モンゴル鉱業大臣、清水駐箚特命全権大使などが出席した。
同工場の稼動開始は2018年第1四半期で、稼動能力は年間30万トンの石炭の選炭である。工場の稼動により石炭の適正利用が可能になり、それがモンゴル経済に大きく寄与すると期待されている。
水資源が限定されているモンゴルでは、主要地下資源の一つである石炭の選炭を水ではなく砂で行うのはエコ的にも経済的にも利点が大きい技術である。まさに、自然にやさしく、低コストな技術である。
同プロジェクトには、日本側は機械設備の供給や設計を担当し、モンゴル側は専門家の養成、関税問題やインフラなどを担当することになっている。
情報元:モンゴル鉱業省
Written by: Nasa
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