モンゴルは国内消費の石油製品を100%輸入に頼っている。具体的には石油製品はロシアから高額で輸入している。
そんなモンゴルで石油精製工場建設計画が進行中であり、数年後にはモンゴルは国産燃料を使えるようになる。
詳しくは、モンゴル北部のヘンティー県のボル・ウォンドル村での石油精製工場の建設がモンゴル政府により決定され、石油精製工場と石油開発地からの石油輸送パイプライン建設事業の計画が進行中だ。同工場は2020年に完成予定で、年間生産能力は250万トン、建設に必要とされる総投資額は16億ドルとされている。
産業大臣エルデネバット氏によれば、工場建設投資家選定は入札で行われるという。入札はすでに始まっており、今のところ、モンゴル・カナダ共同コンソーシアム、モンゴル中国共同コンソーシアムCPP-MAX、モンゴル中国コンソーシアム、モンゴルイギリス共同コンソーシアムISNの4社が入札参加を申し出ているという。
同工場建設に関係する石油パイプライン建設事業はコンセンサス契約の下行うという。石油パイプラインはモンゴル東部のドルノド県からヘンティー県ボル・オンドル村まで敷設される予定で、長さは540キロである。石油パイプライン建設事業の入札はもうすぐ始まるという。
情報元: モンゴル産業省広報部
Written by: Nasa
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