モンゴル政府、首都知事室、アジア開発銀行共同実施による「支払い能力に合った住宅建設と都市再計画」プロジェクトの対象範囲、融資および制度面の調整、プロジェクト案の作成に関する相互理解覚書のサイン式が今日行われた。
覚書にはボロル大蔵大臣、バト・オール首都知事・ウランバートル市長、ロバートアジア開発銀行モンゴル駐在員が署名した。
このプロジェクトの範疇では、ゲル地区住民の支払い能力に合った1万世帯向けの住宅の建設が予定されており、ゲル地区の130ヘクタールの土地で再計画事業が実施されることになる。
ゲル地区住民には住環境の改善、暖房・水供給、便利な経済サービスを受ける需要が顕在している。具体的には、家庭所得水準7番段階以下、つまり平均所得水準以下の15万家庭の住宅の需要が見込まれている。
プロジェクトの初期融資額は5億ドルと計算されており、アジア開発銀行からの融資が決定されている。
プロジェクトのフィジビリティスタディは2016年9月に完成する予定である。2017年1月に、モンゴル政府、アジア開発銀行理事会でフィジビリティスタディが承認されたら、プロジェクトが実際に実施されることになる。
リソース: mass.mn