カシミア取引額、急増

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nooluur torihiki

モンゴル経済の主要軸の一つは農業・牧畜業である。2015年末の国内総生産に占める農業・牧畜業の比重は13.1%となっている。

2015年末現在の家畜総数は560億頭にも達しており、その内訳は馬329万頭, 牛378万頭、ラクダ37万頭、羊 2,494万頭、ヤギ2,359万頭である。総家畜の構成比は、羊がもっとも多く44%、ヤギ42%、牛7%、馬6%、ラクダ1%を占めている。

2,359万頭ものヤギを有するモンゴルは世界カシミアの35-40%を生産している。毎年の春3-4月はカシミアやウール刈りの時期である。この時期、農産物取引所でのカシミアやウールなどの原料の取引が急増する。

農産物取引所では3月には7トンのカシミアが1キロ52,000tgで取引された。4月に入ってからはカシミアの取引高が急増しており、先週(4月4日-8日)の取引では118億トゥグルグのカシミアが取引された。未加工カシミア価格は3月のそれより若干上がり、1キロ54,527tg~55,543tgで取引されている。

 

情報元: モンゴル農産物取引所、モンゴル国家統計局

Written by: Nasa

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