8月15日に、モンゴルのエルベグドルジ大統領の支援の下、モンゴル研究者第11回国際会議がモンゴルの首都ウランバートル市で始まった。
モンゴル研究者国際会議は1959年にウランバートル市で初めて開催されており、半世紀の歴史を刻んだ会議である。
今回のモンゴル研究者第11回国際会議には29カ国の400人の学者や研究者等が集った。会議はモンゴル研究国際連盟、モンゴル研究国家審議会、文部省、科学アカデミー、科学技術基金、モンゴル国立大学、モンゴル教育大学、モンゴル科学技術大学、文化芸術大学、モンゴル語国家審議会が共同で主催しており、4日間続く予定である。
会議はモンゴル大統領、モンゴル首相、モンゴル科学アカデミー副所長等のスピーチで始まった。今回の会議のメインテーマは「モンゴル研究と持続的な発展」であり、その他、「モンゴル秘史がどうやって書かれたのか」、「モンゴル語研究」、「モンゴル歴史研究」、「モンゴル文化・文学研究」、「モンゴル社会・経済研究」、「モンゴル外交研究」などのテーマで発表がなされている。
ここ数年、モンゴル政府はモンゴル研究を支援しており、結果この分野には好結果が現れ始めている。具体的には、モンゴル研究機関やモンゴル研究者等の研究活動が強化されるほか、ハンガリーのウツブシ・レランド大学、アメリカのベルクレイ大学でモンゴル研究セクターが新しくできている。また、ドイツのボン大学ではモンゴル研究分野で大きな企画が推進されている。カナダ、トルコなどとはモンゴル研究センターの新設についての話合いが行われている。
情報元: モンゴル政府広報室
Written by: Nasa
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