今年6月にウズベキスタンの首都タシケントで行われた上海協力機構首脳会談で、モンゴル・ロシア・中国3国首脳は経済回廊創設に向けた行動計画案を承認した。同会談では3者は中国・モンゴル・ロシア間のトランジット輸送についても大筋合意した。
この合意の下、3国間陸路トランジット輸送テスト運転が8月13-25日に行われることになった。そのルートは天津‐北京‐ニレン‐ザミーン・ウッド‐サイシャンド‐ウランバートル‐ダルハン‐アルタンブラグ‐ヒアグト‐ウラーン・ウッドとなっている。
テスト輸送車両は8月18日に中国の天津を出発し、21日にウランバートルに着いた。そのあと、ロシアのウラーン・ウッドに向けて出発。テスト輸送に使用される車両は3カ国の輸送専門会社が手配し、計9車の車両が使用された。
中国・モンゴル・ロシア間の貨物輸送では鉄道輸送が主に使われている。3国間陸路輸送は経済上大きなメリットがあると期待されている。
情報元: モンゴル国土交通省
Written by: Nasa
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