モンゴルの貿易総額はここ数年減っている。具体的には、今年1-7月のモンゴルの貿易総額は前年同期比12.9%減の44億ドルとなっている。
このような環境下、モンゴルのある商業銀行が輸出入業者に対して新しい貿易金融サービスの提供を始めた。新商品を提供するのはモンゴル大手銀行の一つゴロムト銀行。モンゴルの輸出入業者に対して低い利率が適用される短期&長期の貿易金融・決済サービスを導入した。同行は世界のトップクラスの金融機関が加盟するFCI(Factors Chain International)のネットワークを活用して、ファクタリング、つまり短期貿易金融サービスを提供することになった。
次に、モンゴル大手の2行が中国の金融機関との業務提携を一層強化している。2国間貿易が拡大するにつれて、金融サービスの需要が高まると期待されている。これを受けて、今月初頭に中国の二連で行われた中国・ロシア・モンゴル経済協力フォーラムでは、モンゴルの貿易開発銀行、ゴロムト銀行が中国農業銀行、内モンゴル銀行と貿易金融契約やトゥグルグ取り扱いに関する覚書を締結した。
情報元: ブルムバーグ
Written by: Nasa
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