日本のファッション界に君臨するモンゴル人デザイナーのヤオさん。彼女は日本でファションブランドを出してから4年目を迎える。ブランド名は自分の名前から取ったヤオだ。彼女がつくり出す洋服にはシンプルでありながらスッキリとした上品感が漂う。ヤオブランドのもう一つの特色は着物の生地を上品に、ふんだんに使っているところだ。
彼女はMercedes Benz Showを初めとする様々なファッションショーに出場したほか、年に2回展示会を開催している。ヤオブランドの目的市場はシンプルながら上品なデザインを好む独立した大人の女性である。ヤオブランドは日本の百貨店などで手に入れることができるという。
そんな彼女が、先週モンゴル初のコレクションショーを開催した。2017年春夏コレクションの第1セクションではシルク素材のカジュアル服、第2セクションでは着物生地を使った、モンゴルの伝統的な要素を取り入れた上品なデザインが披露された。それと同時に、日本着物ファッション協会による着物出展もなされ、茶道や生け花も披露された。
ヤオさんの将来の目標は母国モンゴルでファッションセンターを設け、オーダーメイドの高級品と大量生産衣料品の両方を手がけることだ。国境を越えた彼女の活躍には目を引くものがあり、彼女は世界的デザイナーになる日が近いこと間違いないだろう。
情報元: ヤオブランドFBページ
Written by: Nasa
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