モンゴル最大の銅鉱山事業を展開するターコイズ・ヒル・リソーシズ社は、オユ・トルゴイ銅鉱事業の来年度の生産計画を公表した。
その発表によると、露天掘り鉱の銅鉱石の含有量が下がるため、銅濃縮内の金含有量が大幅に下がるという。具体的には、同社は2016年には平均18万5千トンの銅、23万5千オンスの金を含有する濃縮を生産する計画だ。これは、銅含有量については前年比変更がなく、金については64%減という数値である。
生産コストについては8億ドル減の予測が出ており、これは2015年比1億ドル減の数値である。
ターコイズ・ヒル・リソーシズ社は来年に地下鉱山建設事業の開始も計画しており、鉱山分野が国内総生産に大きな比重を占めるモンゴルは、その活躍に大きな期待をかけている。
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