エルデネット火力発電所の稼働増加、一部設備の取替えがエネルギー省により決定された。具体的には、CC-50MBt級のタービン発電機を導入し、タービン発電機の大容量化を図るのである。この案件は5380万ドルの資金で推進されることが決まっており、1年で完成する予定。
同案件の実施により、エルデネット火力発電所のエネルギー生産は2.5-3倍になると予測されている。それ故、ロシア輸入電力量の削減、エネルギー分野の赤字回復へのプラス影響が期待されている。
具体的には、タービン発電機の大容量化などにより、電力原価が41.3MNTから67.5MNTへと下がり、結果発電所は年間75億MNTの利益を得る計算が出ている。
初期投資回収期間は7.5年で、人口10万人のエルデネット市の電力需要を30年間賄えるという。
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