先日、モンゴル証券取引所で「MONGOL SHUUDAN」国有株式会社の普通株式が市場第一部で取引され、同社は部分的に民営化された。2016年初のIPOが成功裏に終了したいい事例となった。
同社は1921年に設立され、モンゴルの各県村で334支店、ウランバートル市で40店を有する100%国有の郵便会社である。その34%がモンゴル証券取引所を通して民営化された。
今回の民営化の狙いは、資金収集により、自動車道路物流サービスプロジェクトの実施、財政能力の向上、株式保有市民の配当利回りを増やす機会の整備である。
同社は今回の取引で当初62億トゥグルグの資金を狙っていたが、実際になんとその2倍の126億トゥグルグの注文が殺到した。
2016年にはあと7社の民営化が計画されており、同社と同じようにモンゴル証券取引所で普通株式を取引する形で民営化を進めるという。
Written by: Monbiz.【モンビズ】- モンゴルビジネス情報発信サイト