ドイツのFerrostaal社の発表によると、欧州復興開発銀行(EBRD)がモンゴルのゴビ地帯でFerrostaal Industrial Projects GmbHプロジェクトの範疇実施されているサインシャンド風力発電所建設プロジェクトに1億1,500万ドルの融資をすることになったという。
サインシャンド風力発電所建設プロジェクトの実施者はサインシャンド風力パーク有限会社で、投資者はドイツのFerrostaal社である。
Ferrostaal社によれば、同発電所の稼動開始は2017年10月という。建設プロジェクトへの融資の70%はローン融資で、残りの30%は自己融資で行うという。
サインシャンド発電所はドルノゴビ県サインシャンド村の東北部に建設中の発電所で、54 MWの発電能力を持っている。
同発電所が稼動開始すれば、年間190 GWhの電力をモンゴル国内の中央電力ネットワークに供給できるという。これは約20万トンに匹敵する二酸化炭素の削減に繋がると予測されている。
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