ベビーシッターサービスに関する法律が2016年1月1日からモンゴルで施行されることになった。
同法案は3年間にわたる国会審議の末、今月7月にやっと国会で批准されることになった。同法の施行に向けた準備が今現在進められている。同法施行上の一番の問題は、国家から交付される支援金の国家予算への組み込みである。ベビシッターサービス向けの資金として、500億MNTを人間開発社会保障省の予算枠に組み入れるために女性議員等が動いている。
同法では、ベビーシッターは義務教育以上の教育を受けている者で、ベビーシッター講習を受講し、ベビーシッター証書を受領している者、18歳~65歳までのモンゴル国籍者でなければならない。ベビーシッター1人が5人以上の子供をケアしてはいけない。3人のベビーシッターが一緒となって15人の子供をケアできる。ベビーシッターサービス施設では他のサービスの実施が禁止されており、ベビーシッター施設の基準はモンゴル政府が設定することになっている。
子供1人当たりの通常経費を国家幼稚園と同じ額に設定することが決定されている。
出所: モンゴル国会官房PR部