モンゴルで配管断熱材製造工場が稼動し始めた。新しい工場を建設したのはモンゴルバザルト社である。同社は、配管断熱材製造工場を今月12日に稼動させた。同工場の稼動開始により、配管の熱ロスが大幅に減少するという。
寒冷地モンゴルのウランバートル市などの都市部では、1年の半分以上の期間、セントラルヒーティングシステムによる蒸気暖房が使用されている。但し、ウランバートル市の集中暖房システムの配管には適していない断熱材が使用されており、45-48%の熱ロスが生じることが確定されており、配管の熱損失の改善は同分野の主要課題となっている。
同工場の稼動力は以前のそれより30%アップしており、1回の生産ラインで700㎡の配管断熱材を生産できる。同社は自社の製品で国内需要を十分に賄えるほか、今後は海外市場も狙っていく方針である。
情報元: ブルームバーグモンゴリア
Written by: Nasa
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