ほぼ1年前にモンゴル進出したばかりの日本の飲料メーカー伊藤園。
最近その快進撃が目を引く。というのはUB市内のいたるところに伊藤園のマークがついた自動販売機を目にする機会が増えたからだ。伊藤園は各スーパーに商品を置いているが、自動販売機での販売に力を入れているのがそれで垣間見ることができる。伊藤園の自動販売機がUB市の主要ショッピングモールや大きい病院などに勢いよく設置されている。
伊藤園の展開している商品ラインナップは幅広く、野菜ジュースをはじめ清涼飲料や缶コーヒーなど日本さながらの幅広いアイテムを取り扱っている。缶コーヒーはカフェオレ、ミルクコーヒーやブラックコーヒーもあり、品ぞろえ豊富!しかも、暖かい缶コーヒーも飲めるなどして、日本と変わらない!
モンゴルではここ数年コーヒーショップブームが起こり、コーヒー文化が定着しつつある。コーヒーショップのコーヒーは値段が高く、日本と変わらない値段設定になっている。それと反対に、暖かくて質のいいコーヒーを手ごろな値段で手早く飲めるのは伊藤園が展開する自動販売機のコーヒーといえる。
野菜ジュースなどの商品ラベルは日本語をそのまま生かし、商品名やキャッチフレーズなどの主要箇所のみモンゴル語訳になっており、国産品やその他の国の同じ種類の商品と差別化されている。
値段はジュースはおよそ1500トゥグルグ、缶コーヒーは2,500トゥグルグと、日本のそれより若干安く設定されている。
なかなか自動販売機が普及しないモンゴルで伊藤園がその進出でそれを普及させるとともに、缶コーヒー文化も浸透させている模様だ。
Written by: Nasa
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