世界的な資源価格の大幅な下落、外国投資の減少などの外部要因により経済が減速する中、モンゴル国内企業はこの厳しい時期を乗り越えるべく悪戦苦闘している。モンゴルは2015年末現の在国内総生産は若干2.3%で、去年の7.8%から大幅に引き下がった。国内総生産に占める経済分野の比重は鉱業が24.7%と一番を占めており、次に流通業と農業・牧畜業それぞれ13%台、運輸業6.4%、製造業は若干の5.7%となっている。この数値はここ数年あまり変わっていない。
上記から、国内総生産はあまり健全な構造をもっているとは言えない。鉱業でも農業・牧畜業分野においても、付加価値のついた製品の生産が要求されている。しかし、このような厳しい状況の下、危機を機会に切り替え、製品の品質向上やブランド育成に力を入れて、成功している数々の企業がある。
モンゴルブランドとした育成された製品はアパレル、オーガニック化粧品、健康食品や畜産品など多義にわたる。その名はゴーズ・エコビューティー、ルハモール、フスグ、ウーバンジーンズ、シーベリーなどなど多数。 そう、モンゴルブランドはもうカシミア製品のみに限らない。
モンゴルから数々のブランドが誕生している。モンゴルブランドが育つ時期はまさに今この時期なのである。
Written by: Nasa
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