ドイツのスポーツ用品ブランドメーカーのアディダスは、モンゴル産子ラクダウールでスポーツウェアを生産するという意向を示している。
今年5月に、アディダス社はスイス開発協力庁の融資で実施されている「緑の金」プロジェクトに申し込みを行った。融資を受ける目的はモンゴル産子ラクダウールでスポーツウェアを生産することである。融資を得るために、子ラクダウール細糸を使ったテスト製品を発表するという。
このプロジェクトの範疇、アディダス社の提案を受けたモンゴルの「モンゴル・ウール」社はそのテスト生産に乗り出そうとしている。子ラクダウール細糸のテスト生産は10月に、染料テストは12月に始まる予定となっている。その後、アディダスに対するテスト製品の発表が行われることになる。
テストが成功すれば、モンゴル畜産物の輸出がもっと増え、その使い道が一層広がるだろう。
情報元: bloombergtv.mn
Written by: Nasa
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