「Made in Mongolia」フォーラム開催

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10 月16日に、モンゴル国産業省主催による「Made in Mongolia」 フォーラムがウランバートル市内のシャグリラホテルで開催された。

本フォーラムの狙いは、モンゴル国内での産業発展の方法を探ることだった。

フォーラムには500名の参加者が参加し、うち45%がビジネス界の関係者だった。その他、行政機関関係者15%、外国人ビジネスマンなど15%、学者・研究者15%、非国家機関や国際機関関係者は10%だった。フォーラムは今後2年に1回開催することが決まった。

フォーラムの会場では、モンゴルを代表する生産者や企業等がブースを構えていた。

フォーラムはD.エルデネバトモンゴル産業大臣のスピーチで始まり、その後各業界の代表等のスピーチが引き続き行われた。大臣は下記の内容でコメントした。

「今日、モンゴルは消費経済から生産経済へと移行しつつある。そのため、モンゴル国は輸出志向生産やサービスがメインで、民間企業主導の経済成長・発展戦略を掲げている。

が、モンゴル国には克服すべき課題がたくさんある。

モンゴル国の今の競争力は世界133カ国中109位である。この結果を受け、モンゴル国は、過去25年間の市場経済経験に基づき、産業分野発展中期政策を策定したばかりだ。モンゴル国にとって、国家および民間企業の提携強化、輸出増大、付加価値と競争力のある輸入代替製品の生産が近い将来の目標である。そのため、新技術やビジネスケースの導入が急務だ。

今後5年間の産業発展戦略では、次のような大型案件が盛り込まれている。モンゴル西部地域と東部地域における原油加工工場の建設案件、モンゴルの中部都市ダルハン市と北部のセレンゲ県における非鉄金属工場の建設案件、石炭から天然ガスの生産案件などのフィジビリティスタディが今進行中。

今日、モンゴルは中国、ロシアなどの貿易相手国の90%と貿易赤字を抱えている。これはモンゴルの貿易構造がどれだけ歪み、コストがどれだけ高いことを表している。モンゴルは、輸入依存からの脱出、輸出増大のためのあらゆる方策を今模索中。貿易残高の極端な悪化から脱出するためには、貿易相手国と相互利益のある関係の構築が必要だ。

生産国になることをモンゴル国の国家利益そのものが求めている。モンゴルには国内生産者等が育ちつつある。彼等はモンゴルで生産活動を行い、相互理解の上相互利益のある関係を築ける相手を獲得してほしい。山で例えれば、その山の頂上は生産者等あなた達である。このフォーラムからは、モンゴル国の産業の発展を正しい方向に導く貴重なアイディアがたくさん生まれると信じている」とコメント。

 

Written by: Monbiz.【モンビズ】- モンゴルビジネス情報発信サイト

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