2016年6月5日、アメリカケリー国務長官がモンゴルを正式訪問した。ケリー国務長官のモンゴル訪問はモンゴル外相プレブスレン氏の招待を引き受けてのものである。
訪問はモンゴル外相プレブドルジとケリー国務長官の公式面談で始まり、双方は2国間関係の現状、その拡大の可能性について話し合い、地域・国際協力について意見交換をした。
プルブスレン外相はアメリカはモンゴルの第3の隣国であることを強調し、モンゴルの民主化を最初から支援してきたことに感謝の意を表した。さらに、両国の政治や防衛関係は拡大しているが、経済関係については十分な水準に発展していないことを表明した。これを受けて、双方は農業分野や再生エネルギー分野における協力の可能性について意見を交わした。
次に、プルブスレン外相は、ミレニアム・チャレンジ公社の第1フェーズの合意書は自然人の交流強化に重大なインパクトを示した。第2フェーズの合意書の締結はモンゴル国の発展、市民の生活水準の向上に重要な意義を示すと強調した。さらに、両国の査証手続きの簡素化についても意見を述べた。これを受けて、ケリー事務長官は、「ミレニアム・チャレンジ公社の第2フェーズの合意書をモンゴル国と締結することになったことを非常にうれしく思う。この合意書はモンゴル国の経済発展、市民の生活水準の向上に大きな貢献をするだろう。2国間の経済協力の活性化に向けて、実質的な取り組みの実施が必要とされる」とコメントした。
次に、ケリー国務長官はモンゴルのエルベグドルジ大統領を表敬訪問した。会談では2国間の関係および地域・国際関係について話し合った。
訪問の最後は、ケリー国務長官はモンゴル青年リーダーシップ団の代表と面談し、モンゴルの伝統的な祭り小型ナーダム祭を見物した。
情報元: モンゴル外務省広報室
Written by: Nasa
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