モンゴルのエルベグドルジ大統領がフランスのオランド大統領の招待でフランスを訪問中。
モンゴルフランス外交関係樹立50周年を記念に実施されているこの訪問は、パリテロ後に行われた外国高官の初めての訪問ということで特徴的だ。
エルベグドルジ大統領一行はフランスのジェラール・ラルシェ上院議長らと会見した。席上、双方はモンゴルとフランスの関係、国際関係など幅広い問題について意見を交わした。さらに、モンゴルフランス両国の関係が鉱業、農業、防衛、観光分野や多角的国際協力の範疇拡充していることを強調した。農業、牧畜業、とりわけ家畜の品種改良の件でフランスと協力したい旨を伝えた。また、モンゴル国会議長がラルシェ上院議長をモンゴルへ招待した旨を伝えた。
次に、ローラン・ファビウス外務・国際開発大臣がモンゴル大統領と会談した。会談では、エルベグドルジ大統領は「フランスはモンゴルの第3の隣国で、ヨーロッパにおける信頼できるパートナーである。両国は文化、教育、農業、牧畜業、防衛、観光分野など幅広い分野で協力している。今回の訪問で、文化、教育、観光分野における関係強化に関する公文書への署名が決まっており、非常にうれしく思っているとコメント。エルベグドルジ氏は、会談の最後に、モンゴル国が主催する来年のASEM会議へのフランスの積極的な参加に大変期待している旨を表明した。
出展: モンゴル大統領広報部