国際金融機関等 モンゴル風力発電所への投資に興味を示す

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    国際金融機関がモンゴルのサインシャンド風力発電所への投資に強い興味を示している。その国際金融機関はヨーロッパ投資銀行、 ドイツの金融機関“Nord LB”、デンマークの金融機関“ETF”などである。

   「サインシャンドパーク」プロジェクトには、1億2千万米ドルの融資が必要とされており、うち70%はローンで、残りの30%はプロジェクト実施者の “Ferrostaal Industrial Projects
”社が自社融資する見込みである。

SAINSHAND MAP

  「サインシャンド風力パーク」社によると、投資家等と最終合意に達すれば、プロジェクトの土木工事が来年春から着工する予定である。今は、契約手続きが進められており、同発電所に使われるタービンの供給者であるデンマークの”Bestas”社との契約が締結され、政府やその他の機関との契約も完成しているところである。

   発電能力52メガワットのこの施設では、年間1億9千万kwt/時間の電力を供給し、10万強の一般家庭の需要を賄えることができる。この風力発電所は、発電能力でモンゴル電力システムで稼動している第4火力発電所、第3火力発電所、ダルハン市火力発電所の次に入る大きな電力生産施設となる予定だ。

   この風力パークが稼動し始めれば、電力生産から発生する200強トンに匹敵する二酸化炭素の排出量を削減できる他、200万立方メートルの清水、 5万強トンの石炭を省くことができる。同施設の電力ネットワークシステムへの年間供給電力は、2012年度ロシア輸入電力の50%に匹敵すると予測されている。年間生産電力量については、2013年度の中央電力ネットワークシステムの消費の3.5%に匹敵すると見られている。

   モンゴル政府は、2020年までに電力消費の20%を再生可能エネルギーで賄えることを計画している。このプロジェクトは電力が不足しているモンゴルにとっては必要不可欠な大きな事業であり、実現すれば、自然にやさしい上、経済面で効率の高いエネルギーの生産が可能になる。

出所: www.gogo.mn

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